ニート霊異記

人生詰んでる社会不適合

ビューティフル・マインド A Beautiful Mind

昨日見た映画は

ビューティフル・マインド

2001年のアカデミー賞作品賞を撮った作品です

 

監督:ロン・ハワード

出演:ラッセル・クロウ

   ジェニファー・コネリー

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・あらすじ

プリンストン大学の院生であるジョン・ナッシュは、ルームメイトであるチャールズに支えられながら、ゲーム理論の中に、「ナッシュ均衡」を発見する。

 

ナッシュは大学で数学を教える一方で、アメリカ政府の組織から、スパイの暗号を見つけ出すというミッションを命じられる。

家族にすら明かすことのできないスパイという重圧からナッシュの精神は徐々に異常をきたしていく。

 

そんなある日、精神科医ローゼンが現れ、ナッシュと妻アリシアに重大な事実を告げる。

 

 

・面白かったところ

最後の方のナッシュがプリンストンに戻った以降の部分。

あるアジア系の学生がナッシュに数学について教えを請い、それに応えるナッシュ。

最終的には、数人の学生に対し、ナッシュは楽しそうに数学を教えていました。

 

最初見た時、私は、この学生もきっと幻覚なんだろうなと疑ってしまいました。しかし、ナッシュの奥さんアリシアが来てこの光景を見て、幻覚じゃないとわかり、ナッシュもアリシアも報われた気持ちだったんじゃないかなと思います。

 

 

中盤の何が幻覚で何が真実かわからない感じもホラーというわけではないですが、不気味でした。

きっと統合失調症の人はこんな世界を見ているんだなと感じました。

電車とかで叫んでいる人も恐らく統合失調症の方が多いと思うので、何か手を差し伸べられたらいいなと思ってしまいます。

そう思う一方で、実話ではナッシュとアリシアは一度離婚しているように、精神病は家族でも対処が本当に難しいことなんだろうな。。

 

 

あと本当に関係ないですが、アリシア役のジェニファー・コネリーさんとチャールズ役のポール・ベタニーさんはこの映画がきっかけで結婚しています。

作品では幻覚で実在しないチャールズとヒロインが結婚していて面白いと思ってしまいましたw

 

・この映画で伝えたかったこと

 

物事を捉えるのは頭ではなく、もしかしたら、心(マインド)なのかもしれない

 

ナッシュは頭脳明晰であるがゆえに、自分の脳内で仮想の世界を作ってしまいました。

頭脳は人間にとって不可欠ですが、時に頭脳だけではパンクしてしまいます。

頭脳と心のバランス、理性と感情のバランスが重要と伝えたいのかもしれません。

 

 

あとは

自分の最も大事で信頼できるものを最後は信じろ という感じですかね

 

ナッシュは最後は自分にとって一番大事な妻がいたからこそ立ち直れたのかもしれません。

 

 

 

余談ですが、ナッシュと奥さんのアリシアは2015年に交通事故でなくなってしまいます。なんとも悲しい。。