マッドマックス〜怒りのデスロード〜 Mad Max Fury Road
今日見た映画は
マッドマックス〜怒りのデスロード〜
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ
公開当時に話題になっていたけど、そう言えば見てないなと思い出したので見ました。
ちなみに私はマッドマックスシリーズは全く見たことがなかったのですが、なかなか楽しめました。
・あらすじ
一面に砂漠が広がる世界で、マックスは謎のハゲ軍団に連れ去れ、砦(シタデル)に連れて行かれてしまう。
シタデルは、イモータン・ジョーという老人によって支配され、ジョーは貴重な水資源を独占し、独裁体制が敷かれていた。
ある日、イモータン・ジョーの軍を率いていたフュリオサが、ジョーの妻たち(扱いはひどいので妻とは言えないけども)や彼女たちのお腹にいる子供たちを連れて逃げ出します。
フュリオサは自らの故郷、緑の土地を目指して、そしてジョーの妻たちはフュリオサの言う理想郷を信じて。
なんかマッドマックスというタイトルの割にフュリオサがメインキャラクターな感じがしてしまいますね
(というか、フュリオサがシャーリーズ・セロンだということに全く気付きませんでした、全部すっぴんで演じるって女優としてすごいですよね)
・面白かったところ
何より映像!
カーチェイスだったり砂嵐のシーンの凄さは圧巻です。砂漠で撮っているからこそできる演出だと思います
あとは地味に良いキャラ、ニュークス
最初はクレイジーでしたが、フュリオサの仲間の女性と出会い、改心。率先して仲間を救おうとするめちゃ良いキャラになっています。
できればもう少し、赤毛の女の人とニュークスの絡みが見たかった。。。
かつて自らの心の拠り所であったイモータン・ジョーがやられ、仲間も守るために自らが犠牲になると決めたニュークス。
その時、彼は何を思ったのか 考えてしまいます。
セリフとしては「(銃の)弾は死の種」というセリフが印象的でした。
・この映画で伝えたいこと
理想郷に憧れ続けないで、自分の元々いたところでより良い人生をすごそうという「青い鳥」みたいなメッセージもあるんだと思います。
加えて自ら突撃して死ぬことが名誉であるという宗教(?)なものに洗脳されている感じが、2015年公開当時に勢力を増していたイスラム過激主義による、ジハードであったり、自爆テロへの批判的な感じがしてしまいます。
もちろんこの映画はフィクションですが女性の搾取だったり資源の搾取だったり、なんかそういった物への対抗みたいな感じがした映画でした。