ニート霊異記

人生詰んでる社会不適合

スクール・オブ・ロック  School of Rock

先日見た映画は

スクール・オブ・ロック

2003年の映画です。

 

監督:リチャード・リンクレイター

主演:ジャック・ブラック

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この主演の方、ガリバー旅行記か何かの映画でも見た記憶が。

 

・あらすじ

売れないギタリスト、デューイは自らの身勝手なパフォーマンスなどが原因で自らが作り上げたバンドをクビになる。そして、元バンド仲間で今は臨時教員をしているネッドと同居し、家賃を滞納する日々が続いていた。

そんなある日、ネッドの留守中、ネッドにエリート学校・ホレスグリーン学院から臨時教師の依頼が来る。

これを金稼ぎのチャンスと思った、デューイは学院の臨時教師となり、子供たちにロックを教え、子供達と共にロックコンテストでの優勝を狙うのだった。

 

・面白かったところ

・ロックは抵抗だ、というフレーズは何歳になっても大事なことだと感じました。

親からの抑圧だったり、社会からの期待。そういうものは当然大事なんですが、あまりにも従順すぎると自分を見失ってしまいます。

学問でもそうですが、批判的精神というのは大事ですよね

(もちろん、デューイのように抵抗しまくる姿勢はやりすぎる気もしますが)

 

 

・あと、子供達の口調がだんだん悪くなっていくところが面白かったです

 

 

・あんまり良くなかったなと思うところは、デューイが目立ちたがり屋すぎるところです。子供達主体のバンドのボーカルがおっさんなのはやっぱり違和感がすごい。

 

一方でデューイのお調子者感が良く作用しているなと思った点もあります。

それは褒めるうまさと、そそのかす上手さ。

褒めるスキルが高いので、そういう点はそこらへんの先生よりも適任なのかなと思ったりもします。

(社会でも、部下としては嫌われるけど、上司になったらすごい活躍しそう、すごい大人数のプロジェクトとか成功させてそう)

 

・この映画で伝えたかったこと

何歳になっても情熱を失うな

ということなんだと思います。

大人になると少年のような情熱や理想ではなく、冷たい現実が迫ってきます。

(ネッドや校長先生みたいな大人が大多数)

そんな中でも熱い心を持って挑戦したり、理想を追い求める人はすごいなと思います。